自然エネルギー利用型燃料電池システム設置事例

日光市・水の水素プロジェクト

自然のエネルギーを水素へ変換。極寒の実証試験
国土交通省 中堅建設業による新分野進出のモデル事業
プロジェクト概要

2005年12月、栃木県日光市にある杉並木公園にある水車と燃料電池を利用してクリスマスイルミネーションを点灯させる実証試験を行いました。
水車には杉の葉から線香を作る際の製粉用に作られた木製水車を利用し、この動力を利用して発電機を回しました。想定していた発電能力よりも少ない0.6kWの発電を元に、水素を発生させ水素吸蔵合金に蓄えます。1MPa未満の圧力により、水素吸蔵合金へ水素を徐々に貯蔵しました。12月19日~25日までの1週間、蓄えた水素を燃料にして、燃料電池で2kWのイルミネーション点灯を行いました。
冬の日光市ということもあり、最低気温-7℃を記録する過酷な環境の中、燃料電池を安定させて稼動させる難しさを肌で感じると共に、水素発生・貯蔵の可能性を実証しました。
このプロジェクトを嚆矢として弊社は自然エネルギーと水素エネルギーの融合システムへの本格的事業展開を開始しました。

主要諸元
使用電源種別 水力発電
発電規模 0.6kW
電圧 AC100V
水素発生方式 アルカリ電解
発生水素量 2m³
ガス露点 -50°c
ガス純度 99.5%>
水素貯蔵方式 水素吸蔵合金
水素貯蔵規模 25m³
燃料電池 4kW