自然エネルギー利用型燃料電池システム設置事例

稚内市・風の水素プロジェクト

稚内新エネルギー研究会主催 環境省モデル事業
「環境と経済の好循環のまちモデル」
石油に頼らない自然エネルギーで豊かな暮らしを
プロジェクト概要
風のまち、稚内
風の街として知られる日本最北端に位置する稚内は、年間平均7m/sを超える風が吹いています。2005年には「宗谷ウインドファーム」が稼動し始め、既存の設備とあわせると稚内市の消費電力の70%を賄うことができます。 発電量が安定しない風力発電の電気は、現在一度全て電力会社に売電される仕組みになっています。しかし、風力発電の電気で水を電気分解して作った水素を貯蔵して燃料電池に送れば、安定した電力供給が可能になります。 稚内は、風をひとつの資源だと考え、風というエネルギーを使って、石油に頼らない自然エネルギーで豊かな暮らしを築こうとしています。
自然エネルギー利用燃料電池システムの設置
平成18年1月、風力発電と燃料電池を組合わせたシステムが日本で始めて稚内の地で誕生しました。稚内市を見下ろす稚内公園の中腹にある同市の無料休憩所「新エネルギーサテライト」のメイン装置として納品され、この施設の照明への電力供給(2.24kW)を毎日供給しています。この新エネルギーサテライトでは、まだ一般には身近でない燃料電池が体感できる学習施設を公開しています。
更に、平成19年3月には同燃料電池システムへ約2kW増設を行い、本システムの電源及び熱を利用してお湯を作り出し、足湯(エコ足湯)を新エネルギーサテライトへ設置いたしました。市民の方々や旅で訪れる方々の癒しの場となっています。 (稚内新エネルギー研究会ホームページ⇒http://www.rera-vie.jp/
主要諸元
使用電源種別 風力発電
発電規模 225kW
電圧 AC200V
水素発生方式 アルカリ電解
発生水素量 3.5m³
ガス露点 -60°c
ガス純度 99.99%>
水素貯蔵方式 水素吸蔵合金
水素貯蔵規模 47.5m³
燃料電池 6.6kW